慢性化した便秘は生活習慣から来ることが多く、生活習慣を改善せすれば、自然と便秘もよくなっていくものです。
今回は、生活習慣の中でも運動に焦点を置いてみました。
〇大蠕動(だいぜんどう)を促す方法
大蠕動(だいぜんどう)は通常の200倍という速さで腸の蠕動運動をする動きだそうで、これを促進する運動ということで
①夜就寝前に布団ではなく畳やカーペットの上にうつ伏せになり10分程度動かずにいます。
(おなかのあたりにまくらなどの干渉物を引くのも効果的とか)
②その後体を左右にコロコロと転がるます。これを往復5回程度。
たったこれだけで便秘が解消されるそうです。特にお年寄りなどは、腸ヨガよりも運動が激しくなく良いかもしれません。
一度試してみたらいかがでしょうか。
注意すること
注意することはあまりないと思いますが、食後すぐはやめましょう。最低でも30分は空けるようにしてください。
また軽い運動ですが腰痛等体に疾患がある人は転がることでさらに症状を悪化することもあると思います。その場合は控えましょう。
〇適度なウォーキング
足は第2の心臓なんて言われますが、やはり適度な歩行は健康を保つうえで必要な行為です。
ただ現代人は受験勉強や残業等、学生、社会人問わず何かと忙しい。実は地方の人よりも都会に住んでいる人や会社へ通勤している人のほうが1日の歩行数はかなり多いのです。地方の人は、100m先のコンビニへ行くのも車で行く人が多い。
都会は電車が便利なため電車を降りてから徒歩で会社までが普通。これって結構差があるものです。私も以前の職場では、自宅から車に乗るまでが、10歩程度、そして会社の駐車場から事務所までやはり100歩程度と、そして仕事中はディスクワーク。これって1日1000歩もあるってないじゃん。と思ったこともありました。
話はそれましたが、できれば1日1万歩を基本になるべく歩く癖をつけましょう。
〇自重筋トレ
一般的に若いうちは、腕の筋肉もあり、腹筋も部活やクラブで鍛えることが多く、自分の体重を自分の腕だけで支えるのなんて容易かった。私も例外なく中学生くらいまでは鉄棒での懸垂は優に15回以上(大したことないか)、腹筋だって50回程度は普通にできていました。先日私の子(中学生)が懸垂が1回も出来ない話を聞き嘘だろ。と公園に行きやらせたところなんとか1回、。おいおいお前まだ中学生だろ、なんだその体力の無さは。
試しに見本を見せてやる。
と息巻いたのはいいが、からだが上がらない。あがらないどころか鉄棒につかまっていられない。おいなんじゃこれは・・・・
嘘だろまてよ、たかが30年程度でこれほどまでに体力っておちるもんなんだな。と実感してしまいました。
そして今は器具を使わずにとレーニングをしています。
筋力の低下って自分が思っている以上に早いスピードで起きていることを知った私は子供と一緒に筋トレを始めました。
しかもお金が一切かからない。自重筋トレ
そしたら便意が・・・
なんとこの自重筋トレ始めたら、おなかのあたりが筋肉痛になりつつも、なぜか便の出がよくなったような・・・・。
その方法とは
器具を使わない代わりに自分の体重が器具になる方法です。
その種類は複数あるのですが、そのうちの2つ程度を行うことで、軽い便秘は解消するかもしれません。
ではその方法をいくつか紹介します。
①腕立て伏せの立てのポーズをとります。これを1分間
これだけです。
でもこれって結構きつい、わかい人は簡単かもしれませんが、中年以上となると、50秒くらいからめっちゃきつい。
たかが一分、されど一分。バカに出来ないなと感じました。
②腕立て伏せの立てのポーズに足を開く。
①の状態に開脚を追加したバージョン。これを1分間。
足の開く幅は50cm程度で良いようです。
①と同じじゃんと思ったそこのあなた。やってみて下さい。
特に①を実行したあとに、効きます。私は効きました。
③横向きになり片手で体を支えます。
よく小学校の運動会で機械体操っていうのをやりますけど、その中のひとつで扇型みたいのがあります。
これを一人でやるような感じ。
これを1日に①から③を1分づつやる。
但し、無理はしないこと。最初は特に・・・
これら方法は簡単で楽そうに見えて中年以降の人には意外ときついと思います。なぜなら何年も何十年も運動と名の付くものをしてこなかったからです。おそらく中年以降の人でもスポーツをしている人は難なくできるのではないでしょうか。またそういう人に便秘は少ないと思います。
便秘は習慣病です。日ごろの食事、運動、ストレス解消、これが大事です。